ログインパスワード

職場でセキュリティ保持のためのログインパスワードの定期変更が実施された。これが実施される都度、新しいパスワードを考えなければならない。面倒なことよ。私はいつかウェブで見た、ホームポジションをずらすことにより難解なパスワードを作成する方法を試みる。結果、なかなかのパスワードが出来たようで、元のパスワードこそ知っているものの、ずらした後のパスワードがどうなったのか分からない。キーボードを前にして始めてパスワードが出るのだ。これはセキュアかもしれないが、しかしちょっと困ったことだ。
仮に私が私のコンピュータ内にあるデータを狙う秘密結社に捕えられたとしよう。当然、秘密結社は私のコンピュータのログインパスワードを吐かせるべく、私の指と爪の間に焼き串を差込んだり、爪を剥いだりと私を拷問することだろう。私も真のログインパスワードを覚えていないものだから、吐くに吐けない。秘密結社は私を口の堅い鍛え抜かれたエリートだと思うことだろう。だが実際は違う。パスワードを覚えていないだけなのだ。
そのうちに秘密結社は「強情なのはいいことだが、さて、お前の可愛い娘がどうなってもいいのかな?」と脅しにかかる。私は「後生だ、パスワードは教える…。だから娘だけは…!!」などともっともらしいことを言う。すると秘密結社は「ほう、ならば聞かせてもらおうか。パスワードとやらを!」とくる。当然、私は答えられない。そうして娘は殺されてしまうのだ。こんなことを考えながら連休を過ごしていた。

オムレツ日記


直径18cmのフライパンが欲しかった。部屋にある直径26cmのフライパンでは作るのにちょっと難儀するのだ。何を作るかと言えばもちろんオムレツだ。この頃の俺は呪われたかのようにオムレツばかり作っていた。毎朝決まった時刻になると卵を割り、フライパンを熱し、トントンとオムレツを巻く。俺の毎日はオムレツだ。そして、実際俺は呪われているのかもしれなかった。
「オムレツって人をダメにするのね」幸子が唐突に口を開いた。「最近のあなたってオムレツばかり。一体、オムレツの何があなたをそんなに夢中にさせるの?オムレツなんて、ただの卵じゃない。前のあなたはそんなじゃなかった。もっと尊敬できた。」オムレツに限らず、自分の興味のある物事を人に説明するのは難しい。
それでも俺が毎日オムレツを焼くのは、オムレツ作りが楽しいからなのだろう。フライパンをトントンし、オムレツが旨く巻けた時などはその日一日良い気分だ。画像はタンポポオムライス。もう少し上達したらビールとオムレツとホットサンドの店を開く予定。

サブウェイダイエット

職場が空前絶後のダイエットブームである。おっさん共が競い合って体重を減らしては、己が凹んだ腹を眺め悦に入っている。おっさんが「あたしー、今月ー、2kgもー、痩せちゃったー」などと言っている。何とも気味の悪い光景である。それで私も感化され、ダイエットを始めるに至った。
仕事が多忙を極めるのと、運動が面倒だということで、今回はサブウェイダイエットを選んだ。これは一日三食のうち、何れかにサブウェイのサンドイッチを食べるというものだ。何故ならサブウェイのサンドイッチは野菜たっぷりで美味しくてヘルシー、メニュー全てのサンドイッチが300kcal前後なのである(CM)。サブウェイのサンドイッチを食べると、こんなにも野菜をサンドしていいのかと、ちょっと驚く。私のレシピには無いタイプのサンドイッチなのだ。今度真似してみようか。
8月中、上記を続けた結果△2.5kgのダイエットに成功した。おっぱいが無くなり、まな板になったのが嬉しい。シルエットも細くなり、私は嬉しくて鏡の前でジョジョ立ちを決めてしまう程だ。しかし周りは「大丈夫?やつれたんじゃない?」、「手遅れになる前に医者に診てもらったほうがいいんじゃ…」等の反応だ。参ったね。それなら私の最期を看取ってくれないか?と返したところ「無理」との発言。参ったね。
今回のダイエットは得サブという日替わりのお得メニューが役立った。私のおすすめの得サブは、

  • スパイシーメキシカン(月)……チーズとサルサソースが絶妙
  • 炭火照り焼きチキン(火)……イチオシ
  • ターキーブレスト(木)……バルサミコソースと野菜の相性が良い
  • ハム(日)……ハムと野菜だけだけど、どうしてこんなに美味しいのだろう

また、サブウェイに通っていて気づいたことは、

  • 「野菜多めで」と言うことで野菜増し増しにできる
  • 混雑時は野菜少なめの残念なサンドイッチができることがたまにある
  • 閑散時は野菜たっぷりオーダーも通り易い。店員が外国人だと尚更
  • ホットペッパー(ハラペーニョ)を追加すると、辛いが味に変化が出て良い

焦躁と言おうか、嫌悪と言おうか


フェイスブックは友人宅に行く都度更新している。と言っても、マイミク承認するだけだけれど。と言うより、フェイスブックの使い方が分からない。使わなくてもいいしな。結局、コンテンツに使われているだけなんだと思う。いい加減目を覚ませ。大事なのはいつだって俺だ、俺だ、俺なんだ…(ざわ…ざわ…)。今使用しているプロフィール画像があんまりなので、差し替えとして上の画像を用意した。昔、skypeで使用していたものだ。ガールを抱いてやるのに用意したイケメン画像だ。私も、顔の10割を隠すとイケメンになるのだよ。分かったか。分かったら私に抱いてメールを送りなさい。

梅雨

ちょっとした不幸があり、国に帰っていた。仏教で言えば、輪廻だ何だと人の死は全く不幸ではないとされているけれど、悲しいものは悲しいだろうに。感情を隠したところで何になるのだろうか。あいつ、早く立ち直ってくれるといいのだけれど。俺の葬式の時はビール飲み放題にするから皆で酔いつぶれてほしい。それで気がついた時には昼過ぎで「いっけねー!!もう出棺の時間過ぎてる!!」的なみたいな感じの皆慌てるストーリーを望むね。
帰りに見た空がちょっと奇麗だったのでパシャリ。夏が近づいてきた。

メイフェスト

ビールが美味しくなる条件を考えていた。体調や精神面、気候など様々な要因が重なり合って、ビールの美味さが増すのだろうか。丁度俺と君の関係のようにさ、とキーを叩いたがさほど深い意味は無い。酔いどれで盛況のテントを傍目に、植え込みに座り込みビールで乾杯。それにしても人が大勢いることよ。「こんな真っ昼間から飲みやがって、とんだアル中共だ。しかし同士が大勢いるのは有り難い」と、これは友人の発言である。私はと言えば、昨年のような雨天時のビールも悪くないと考えている。今年のオクトーバーフェスト日比谷は晴れのち曇り。新緑が目に眩しく、風は初夏を感じさせ、酒が入った体に心地良い。この季節がずっと続いてくれたらいいのに。

はしゃぎすぎてる夏の子供さ

連休は外でビールを飲もうか。降り注ぐ日差しの中、新緑の眩しさに目を細めつつ冷えたビールをぐびり。そこで爽やかな風が吹いてきたりし「もうすぐ夏だな…」と独り言をするようなストーリーで。計画していたが生憎の空模様。雨は俺の洗濯物に、雨は俺の自転車に、雨は俺の休日にしとしと降る。まあそれも仕方ないか…と考えていた折の晴れ。ビール飲みたさに有楽町まで、ちょっとお出かけ。