魔羅'10

温泉へ。暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、本日はちょいと肌寒い。しかし湯に浸かるには良い時分だ。脱衣所の戸を開けると先客がいた。家族だろうか、父親とおぼしき人物と子供二人。湯船は狭く、大人6人も入れば一杯になるようだった。子供の一人が戸を開けた私を見て一声、「おとんと同じで、ちんちんでっけえなあ!」私も、父親とおぼしき人物も苦笑せざるをえない。まったく、子供は素直で困る。誤解を招くといけないので断っておくが、私のマーラ様はそれほど立派というわけでもない。ま、さながらテポドンと言ったところか。洗い場で体をゆすぐ私の頭に、甲本ヒロトの歌声が響く。
シンボル マラマラ(ディック!)