ふしだら正月

国では「飯、風呂、寝る」な毎日でした。ご飯は一度作らされただけであとは他の人が作ってくれましたし、風呂は毎晩湯船に浸かっていました。湯船ですよ湯船。私の部屋ですとシャワーはぬるい湯しか出ず、追い焚きもできないので湯船に浸かることなど夢のまた夢でした。なんと贅沢なことよ。
それで寝正月を決め込んで布団の中で丸くなっていると、ガキ共が「おいたん起きろー!」とやってきて私を殴ったり蹴ったりするのです。つまり袋叩きです。アストロンを唱えじっと耐えていたのですが、5回目の襲撃でMPが切れたのでザメハしました。親父狩りに遭うおっさんの気持ちがよく分かりました。
それで正月から特にすることもないので、ぼんやり本を読んでいると「あんたは飲まないの?」と聞かれると同時に目の前に酒が置かれます。飲まないのって、まだ午前10時だよと言いたくもなりましたが、それも野暮だなと思い午前10時から飲んでいました。仕方ありません。
そんな食って飲んで寝ての正月でした。それで今日は仕事始めです。出勤しようと背広を着てみたらベルトがきついよー!