散髪へ

体調が悪くて会社を休みました。金曜日になると必ず体調が悪くなるのです。そんで休んだ瞬間に体調が良くなったので散髪に行ってきたのです。今回は知らない店員が担当してくれました。
「今日はお休みなのですか?」
いいえ。
「学生さんでしたか?」
いいえ。
「お仕事は何をしてらっしゃるのですか?」
無職です。
「あ、いらぬことを聞いてしまいましたね…」
はあ。
「あ、でも私も半年くらいプーだったんですよ。そういう時期って大切ですよね。」
そうですね。そうですか?
「そうですよ。」
と、そんなやりとりをしたものですから、その後は会話も無く黙々と作業してくれましたよ。矢張り職業を聞かれた場合は「無職」と答えるのがベストです。店員Bに教えてもらったのですけれどね。そんでパーマ液が浸透するのを船を漕いで待っていたところ、店員Bがニヤニヤしながら雑誌の替えを持って現れたのですね。
「相変わらず美大に通っているのですか?」
御陰さまで三月で卒業しまして、今は無職ですよ。
「この嘘つき野郎!」
ひ、ひぎぃ!?
そんで肝心の髪はパーマがかかり過ぎて凄まじいことになりました。格好良く言えば一時期のベンジーです。グレッチを持って林檎姉さんを殴りに行くしかありません。そんで格好悪く言えば林家ぺーです。パー子とともに有名人の写真を撮りまくるしかありません。
そんな金曜日でした。あと、半袖一枚で出掛けたのですが、帰りは風が強くて寒くて風邪をひいてしまいそうです。ははは、はっくしょん。