ベルギービール

ベルギービールの店でベルギービールムール貝を頂いた。ベルギービールは美味しいし、ムール貝は美味しいしで大満足な日だった。それにしてもムール貝だ、初め目にして「あれ?」と思った。幼少に、近所の湖沼でぶん投げていたドブ貝にそっくりなのだ。ドブ貝は石切りに使用すると、よく水面を跳ねるので、見つけると容赦なく湖面に向かってぶん投げていたものだ。…こんなものが高級食材扱いなのか…と思った程だ。ムール貝もドブ貝も味は変わらないと思うし、清潔な環境で養殖して名称を「ブード貝」とでもすればそこそこ売れるかもしれない。それはさておきベルギービールだ。店で飲んで以来、ちょっとはまっている。それでこれまで飲んだベルギービールを紹介したいと思う。

ヴェデット・エクストラホワイト


美味しい。色々とスパイスが入っているらしく、日本の量産型モビルビールとはまったく違った味がする。ヴェデットは有名人という意味らしく、ウェブサイトに自身の画像を送付すると、裏ラベルにそれがプリントされるそうな。あなたも有名になれる!的な企画らしい。実際、これまで3本買ったが、3本とも裏ラベルは違う人の肖像であった。徹夜明けに仲間と飲みたい、そんなビール。

サンフーヤン ブロンド


これはちょっと私には合わないと思った。3、4年したらまた飲んでみたいと思う。

常陸野ホワイトエール


ベルギービールと思い買ってみたら日本の地ビールだった。ところが美味い。今回飲んだ中で一番気に入った味だった。どうも私は、エールだとかホワイトだとか名の付くビールが好きなようだ。晴れた日にFMを聴きながら飲みたい、そんなビール。

ヒューガルデン ホワイト


オクトーバーフェストでも飲んだビール。あの時は美味いとは思わなかったけど、今飲んでみると美味い。ビールの美味さは環境に依って変わるようだ。河原でアルトサックスの練習をした後に飲みたい、そんなビール。

シメイ トラピストビール(レッド)


トラピストビールとは僧侶が作っていたビールなのだそうな。僧侶のくせにアルコールを口にするとは何事か!と思うのだけど、理由を読んで頷けた。私には合わなかったのだけれど。3、4年したらまた飲もうと思う。

よなよなエール


某通販サイトでとても人気があるらしいので買ってみた日本の地ビール。私にはどうも合わない。香りが強すぎるのと、まろやかさが全く無いのが原因か。ママレードジャムのような香りがするのだけど、苦みばかりが強く感じられる。ビールというよりはカクテルと思ったほうがよいかもしれない。私が思うビールとかけ離れたビール。3、4年したらまた飲もうと思う。
もしかすると、ベルギービールより日本の地ビールが私に合うのかもしれないなあと思う結果だった。色々飲んで、時分の舌で確かめていきたいと思う。