岩倉さんの手料理


最近のわたくしは仕事が終わるとまっすぐ部屋に帰っています。帰ると岩倉さんが「おかえり」と言って温かいシチューなんかを出してくれるので、その都度わたくしは「結婚してくれ!」と言ったり、押し倒したりしている次第です。それで画像は岩倉さんが作ってくれた料理などです。冷蔵庫が無いので洗面器に氷を入れ、ビールや日本酒を冷やしたり、キャベツを食べまくったり、焼うどんをしたり、生姜焼きをしたり、焼き鳥屋に行ったり、ビーフシチューを食べたり、お好み焼きを作ったり、炒飯を食べたりしています。
あと居酒屋に行って料理を頼んだりすると、岩倉さんは「俺の作った料理のほうが旨い」と傲慢不遜なことを仰ったりするのですが、なるほど、確かに岩倉さんの作った料理のほうが旨いのです。それで岩倉さんがずっと居てくれて料理を作り続けてくれたらいいのなあなんて思ったりするのですが、現実に岩倉さんの荷物が増えていくのを見ていると、私の部屋が岩倉さんに乗っ取られ、わたくしが部屋を出て行くことになるのではないかと一抹の不安を抱いたりします。そんな毎日です。