初場所

相撲を観てきました。結局、行くと言っていた人の都合がつかなくなり、私が誘われたわけなのですが「あんたならいつも暇してるからいいでしょ?」と聞くのはどうかと思います。私だってひきこもるので忙しいのに!
両国国技館へ。先に入館しているガールを呼び出してチケットを貰います。人が多いなあとぼんやり待っていると、向こうからぱたぱた駆けてくるガールの姿あり。よくよく見ると着物姿ではありませんか。「だってこういう機会じゃないと着物って着れないんですもの」とガールは言うのですが、本当は俺に着物姿を見てもらいたかったんだろ?と思いました。席は1階一番後ろの「特別マス席C」という2人で座れる席でした。普通のマス席は4人で座るそうです。なるほど、と頷いて聞いていたのですが、チケットが9千円もするんですよね。本当にチケット代を払わなくていいの?と聞いたら「飲み代出してくれればいいよ」とのことでした。でも居酒屋に行っても9千円もしません。仕方無い、不足分は体で払うしかなさそうです。
肝心の相撲は面白かったです。野球や蹴球と違い個人競技なので、その都度勝敗が決まるのが良いですね。それで相撲も終わり、軽く飲んでホテルでも行くかなと思っていると、ガールがB子に「今からhitasanと飲みに行くんだけどあんたも来なさいよ」と電話しているではありませんか。まさかの3Pですか?そっちがその気なら、こっちだってやったろうじゃないかと意気込みます。
3人で居酒屋へ。ガール達が話す中、私はあまり話さず「へえ」とか「そう」とか「すごいね」と言う他は始終無口でしたが、ベッドの上ではひぃひぃ言わせてやるぜ?と思ってほくそ笑んでいました。それでお会計になったら「ごちそうさま」「悪いわね」とA子(一緒に相撲を観た子)のみならずB子の分まで支払わせられました。まあB子には体で払ってもらうからいいか、と思いましたけどね!しかし店を出るとガール達は「じゃあね」「ばいばい」とそれぞれの駅へ去って行くではありませんか。え?あれ?3Pは?と思ってもガール達の残り香しかありません。どうして?北風が吹きすさぶ中、私はひとり街角に佇むのでした。