シガラミと飲み会

飲み会です。飲み会の時は大抵連れ立って居酒屋まで行きます。私は大抵後ろからとぼとぼついていきます(図1)。人数が偶数の場合でもそれは同じです(図2)。つまり私だけ誰とも話をせずに歩きます。
図1図2

居酒屋につくと大抵お誕生日席に座らせられます。今回はそれが無かったので隅に座っておりました。ところがなんということでしょう。隣に座る人が私に背を向けるかのように会話し、私が会話に参加する隙を見せません(図3)。
図3
仕方が無いので寡黙に酒を飲むよりほかありません。孤独。ひとりでいる時よりも、大勢でいる時のほうが孤独を感じるのです。そしてそれを紛らわすためにさらに酒を飲みます。一日の酒の量を減らす為には、ひとりで酒を飲まず、大勢でわいわい飲みましょうということを言うじゃないですか。私の場合、むしろ大勢で飲んだほうが酒を飲む量が増えるのではないかと思うのです。アンパンマンは愛と勇気だけが友達ですが、私は哀と酒だけが友達です。そして飲み会が終わり、誰ともなくラーメンでも食べに行こうかという話が出ました。また図1のように歩いて行くのか、と思っていると「おまえは帰っていいから」と言われてひ、ひぎぃ!
帰りの電車は、周りの人たちに涙を見られまいと俯いて目を閉じていました。それでいつの間にか寝てしまい、起きたら高尾駅でした。