籠城

「え、お前この日休むんだったっけ?」
休暇を申請しましたところ疑問符を投げつけられました。いつもなら「はいはい」と承認してくれるのですが、どうもその日はご機嫌斜めだったようです。でも、ずっと前から言っていたことなのに…どうして?私は怒りと憎しみのあまり、持っていたトンカチを上司目掛け振り下ろすのでした。鈍い音、転がる死体。
そんでどうにか人並みに連休を取ることができました。これはひきこもるしかありません。しかし冷蔵庫を覗いてみたところ食料が何も無い様子でひぎぃ。どうやら食料を調達しなければです。青い空、白い雲。窓の外は良い天気です。欠伸しながら出掛けしてきます。ふぁ、ふわぁ。