ペリカン ペリカーノ

hitasan2006-07-19

上司の上司が
「よし、今日はチーム全員定時退社だ!残業する者にはペナルティを科す!」
なんて言っちゃったものですから上司が
「そんじゃ今日はどこに(飲みに)行く?」
なんてなんて言うものですからワタクシは
「いえ、今日は(脳内)彼女がお泊まりに来る日でありまして、玄関を開けると同時に『おかえりんこ!ご飯にする?お風呂にする?それともア、タ、シ?』的情事が予想されますので早めに帰還したいと思う次第であります!」
とかなんとか適当なことを言って地雷原を回避した次第であるります。

そんでザギンの伊東屋というところに万年筆を買いに行きました。前の職場でデスクペンと呼ばれる万年筆を愛用していたのですが、転勤する際に持ち逃げするのを忘れ、現在の職場にデスクペンはなかった!というわけで万年筆を買う羽目になっちまったってわけだ!と何故急に文体が男らしくなりますか?知りません。
万年筆の何が良いかと言いますと書き味が大変よろしいのですよハイ。あとインクが色々とあってよろしい。
一体私はあのブルーブラックインクが好きだ。書けば書く程に私を陰鬱にさせる、気怠い色褪せた雰囲気を漂わせる黒猫か。といった印象です。
そんで店内には私の年収の三倍はあろうかと思われるエリート共が高そうなスーツに身を包み、数万円はするであろう万年筆やマネークリップなどを眺めているので僕は舌打ちしながら試し書きしたりしました。軸の色を緑か青かで迷ったんですが、白いシャツの胸ポケットには青だぜベイベー!こいつぁ上物だあ!イヤッハー!などと訳の分からない上気分で購入してきました。そんで書いてみたら早速滲みやがってニャロメ!ま、まあこれもなかなか味があって良いかなあ、と甘い檸檬的解釈をしてずれた眼鏡をかけ直すのでありました。